3連休ですねぇ~~~
ホントは釣りに行きたかったんですけど社員旅行をサボれなくて涙しているツインパワーZです こんにちわ
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というワケで、近ごろ恒例になっちゃってる釣れた魚の食べ比べシリーズですw
( ̄▽ ̄;)b
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一般的な呼び名でフエフキダイとなってますけど正式名はハマフエフキで本来フエフキダイというのは別の小型種になりますw
さて、今回のブログネタは前回の鹿児島遠征で釣れてくれた魚達で、以前にも南紀や高知で釣って食べてはいるんですけど産地や個体が違うと味がどう変わるのかな?ということで実食です♪
シブダイ(フエダイ)料理は『スーパーなんかじゃ買えない磯魚~』で以前にも書いてますんで気になった人は後でこちらへ♪
http://blogs.yahoo.co.jp/amak10jtm/10076195.html
フエフキダイその他はこちらに少し
http://blogs.yahoo.co.jp/amak10jtm/10491388.html
まあ、料理の種類は捌きながら考えるとして、とりあえずシブダイのカブト割りと中骨部分、それにアカハタの頭部を軽く湯通ししてヌメリと細かいウロコを取り除きます
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湯通しし過ぎると皮がなくなってしまいますんで、ウロコが取れて皮目が残る程度ってのが目安ですね
んで、シブダイの捌いた写真は以前のブログ参照ってコトで省略してますw
シブダイというのは正式名フエダイなんですけど、フエダイ系の種類が多いもんで和歌山でタルミ、ホシタルミ、九州だとシロテン、アカシビ等の地方名がたくさんあって各地共通なのがシブダイって感じですね
フエダイの中で一番、美味ということから他とは別格扱いで 一般に知られる魚ではありませんけどシーズンともなれば熱狂的なファンが磯に押し掛ける高級魚だったりします
(* ̄▽ ̄)b
まずは、やったことがなくて評判の高いシブダイ鍋からですw
あまりに美味しくて箸でつつき過ぎて鍋を割るほど…ということからナベワリとも言われるらしいんで期待が高まりますねぇ~
(* ̄▽ ̄)ノ
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まずは先に湯通しして臭みを飛ばしたアラを放り込んで出汁とりですね♪
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んで、後の雑炊のことを考えて鍋に骨が混ざらないようにアラを引き上げてから、こんな感じで切り身とカマをポイポイ入れてから、ひと煮たちで出来上がりなんですけど
まずは先に味見とアラを食べてみるとビックリです!
今回みたいな50オーバー2キロを越えるサイズになると九州では脂シブと呼ばれて珍重されるのですが、アラのせいか絶妙な脂のノリと味の良さで絶品ですw
( 〃▽〃)b
夢中で食べて、さあ切り身の方の味はというと
・・・『うーん、ビミョーかなあ~』って感じですねぇ~
(; ̄▽ ̄)
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美味しいんですけど、大トロなんかが得意ではない私なんかだと脂がノリ過ぎでシャブシャブにするべきだったかな?という感想で
実際、刺身を鍋で湯通しして食べた方が美味しかったんで、しつこいのが苦手な方だと薄切りにしてシャブシャブがお薦めだと思います
今回は翌日に雑炊にしたんですけど1日おいて味の染みた野菜の味が特筆もので、わざと野菜を残して翌日に食べるべきではないかと思うほどですね♪
雑炊は言わずもがなで美味しいので、味の染みた野菜を取り出してから雑炊を作って、たっぷりとダシを吸い込んだ野菜をオカズにして食べると2倍楽しめてお得ですw
(*ノ▽ノ)
シブダイの潮汁
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これは半分にしたシブダイの頭と水と塩だけで作ります、何もないと寂しいことから大根の薄切りも一緒に煮てネギの細切りを添えてます
昆布ダシや白ダシなんかは入れたとしても少な目がイイかな?
最初は透明なんですけど目玉が白くなる頃には写真みたいな感じになってシブダイのダシも出てきますから、塩も少な目にしておいて最後に味を調整した方が失敗しないと思います
真鯛の潮汁なんてのは有名ですけどシブダイはまた違った濃厚な味なんで、ネギやミツバの薬味だけで食してもイイですし、少し野菜等を入れてダシを堪能するというのもまた美味しいですw
(  ̄▽ ̄)ノ
シブダイのカマの煮付け
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こちらはカマ単体で作ってるんですけど、魚のサイズの関係のせいか脂が濃いので味も濃い目の方が良かったですね♪
カマの部分ですと鍋や潮汁にするには脂が強過ぎる感じなんで大型の個体になると個人的には焼き物をお薦めしますw
写真はありませんけど、焼くことで余分な脂が落ちますので、大型サイズだと半身とかより切り身にして焼くと脂っこいのが苦手な人でも美味しくいただけると思います♪
o(* ̄▽ ̄)o
んで、刺身は後回しってコトで、お次はアカハタ料理~♪
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ウロコを落として頭部と2分割にしてるんですけど、胃袋の匂いが強かったんで料理に影響する可能性を考えて腹骨の部分は切り落としてます
ここから最初の写真みたいに頭部を湯通しして半身を刺身用に取り分けて料理っちゅうか単なる煮付けにしましたw
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お皿に移す時に崩しちゃいましたけど、味の方は抜群です♪
以前に高知で釣ったものより肥えてるせいか、脂ノリもよくて味も濃かったので、たいへん美味しいですねぇ~
味が濃いといっても、こちらはシブダイと違って繊細な味の部類なんで、少し薄目で甘口の煮付けが向いているように思いますね
(* ̄o ̄)b
んで、鹿児島県は枕崎の磯魚 豪華3種盛りですwww
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手前の赤いのが皮に熱湯をかけて氷水で締めたアカハタで、2列目がフエフキダイの腹身
そして3列目がフエフキダイの背身で、奥の色合いの濃いのがシブダイになりますw
まずは絶品と評判のシブダイから実食~♪
どんな感じ?って言うと柔らかめの白身の食感に大トロと中トロの間ぐらいの味という表現になるでしょうか
トロとは味が違うのですが濃厚な味わいといった点で似ているので、好きな人だとお酒が止まらないとか(笑)
苦手な人だと数切れで満足してしまうような美味しさというのが正直なところですね
( ̄▽ ̄;)ゞ
まあ、脂の味を楽しむ種類の魚なんで、写真みたいに切るよりは厚めに切って長方形の小さめの角切りみたいな刺身にするとか、薄く切って巻くようにして食べた方が万人向きの刺身になるような気がしました
他の方法としては別ブログに書いてるみたいに皮目を焼いたり、皮に熱湯をかけてから氷締めすると脂を落として食感をアップさせることもできますので、こちらもお薦めですね♪
中型ぐらいまでなら誰でも美味しさを楽しめるのでしょうけど、2キロ前後になってくると個人の好みで評価が2分してしまうほどの味の濃さなので、もし釣り上げたり、貰ったりして手に入った時は食べる人の好みに合わせたた料理にする事で絶品と言われるシブダイの味が楽しめるのではないかと思います♪
(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
んで、やっとこさアカハタの刺身~♪
皮に切れ目を入れて熱湯をかけてから氷で締める方法で刺身にしましたけど、脂がノってて美味しかったです
ただ、煮付けのとこでも書いたように、この魚は繊細な旨味がウリなので、今回のみたいに肥えてない個体ですと刺身が物足りないと感じるかもしれません
アコウより身質はしっかりしていますけど、アコウほどの甘味はありませんから皮付きで熱を加えて刺身にするのが両方楽しめてイイような気がしますかね
そして最後にフエフキダイ(タマミ)の刺身なんですけど、これが今回最大の驚きでした
( ̄0 ̄;)
今まで初夏から秋まで釣って食べてますけど、南紀や高知で こんなに美味しいタマミは食べたことがなかったからですw
釣り上げた時の独特のタマミ臭(笑)が強かったんで『こりゃあ、ヤバいかな?』と思ってたんですけど、持ち帰ってキレイにして部位別にしてみると全く臭みもありませんでしたし
腹身をチョイと醤油に浸して食べてみると『なんやこれ!タマミと違うやん!!メチャ旨いッ♪』という感じで書くまでもなく美味しかったですw
好みはあるでしょうけど、今回の3種類のうちで脂の味と脂のノリのバランスが一番、万人向けといっても過言ではないレベルで刺身、焼き切り、揚げ物と全ての料理で美味しくいただけました♪
(*ノ▽ノ)
普段のタマミだと脂はノってるものの味が薄かったりして、焼き煮とか揚げ物だと抜群ですが、焼き物は物足りないし刺身は味が薄いなあ~って個体ばかりだったので、ちょっとビックリでしたwww
( ̄・・ ̄)b
とはいえ、鹿児島でタバメと呼ばれているフエフキダイはシブダイ狙いの人にはリリースされるような存在なので、ヌメリの臭いのせいで敬遠されてるのかな?と不思議な感じではあります
九州のラパンさんに聞いても、いつもこんな味だとの話なので今回のが特別ってワケでもなさそうで、なんとも勿体ないハナシだなと思いました
( ̄▽ ̄*)ゞ
総評として言うと今回の鹿児島の魚達は9月なのに産卵期のように大きな魚体でありながら、かといって肥満体という感じでもないという素晴らしいコンディションでしたので、その魚本来の美味しさが際立っていたのかなと思いました
釣り味と美味しさの両方を身体に詰め込んだ魚達を恵んでくれた鹿児島の豊穣の海に感謝ですね♪
(* ̄▽ ̄*)ノ
南紀のタマミも同じぐらい美味しかったらエエのに。。。。。
ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛